パーソナルカラー

カラーコーディネーターの試験勉強をしていると「パーソナルカラー」と言う言葉を必ず目にしたり、耳にしたりすると思います。
もしかしたらパーソナルカラーの勉強をしている人も居るかもしれませんね。

パーソナルカラーとは、１人１人が持っている色を分析し、その人に合ったカラーをコーディネートしていくお仕事です。
人は見た目ではないとよく言いますが、皆さんは初対面の人と合う時に、相手の印象を感じる時にまず何処で判断するでしょうか。
すぐ浮かんでこないという方もいらっしゃるかと思いますが、私たち人間は第一印象を、まず顔や仕草、服装などを見て決まると言われています。
しかもその間、７秒～８秒と言う短時間だそうです。

その為に、パーソナルカラーリスはトお客様に合ったカラーをコーディネートしていきます。
でもどうやって合った色を決めるのでしょうか。
私たち自身のパーソナルカラーを決める場合には、身体の色にある色相や明度・彩度などを見ます。

例えば、色相ですが、日本人は黒い髪に黒い瞳と言われていますが、同じ黒い瞳でも微妙に色が違っています。
確かに周りの友達の目を見てみると、黒だけどよく見ると茶色がかっている目をしているなど様々です。
その色相に加え明るさを見る明度や色味の強さを見る彩度などを合わせて、個人に合ったカラーをコーディネートしていきます。
カラーコーディネーターの試験を、受験する時にも重要なポイントですのでしっかり勉強したいものですね。

カラーコーディネーターとは

「カラーコーディネーター」には、日本語で「色の調整者」と言う意味があります。
カラーコーディネーターは色彩の調整をする専門家ということですね。

日常生活で毎日触れている色のことですから、カラーコーディネーターの仕事の幅は、ファッションデザインやプロダクトデザイン、環境デザインなど多くの仕事があります。
そういった点からも検定としても、非常に人気があります。

実は、カラーコーディネーターは１９８０年後半頃に注目され始め、まだ３０年余りしか経っていないそうです。
テレビやポスター、カタログなどが日本に出てからが始まりだと言われています。

このように現在では、多くの人が受験しているコーディネーター検定ですが、検定の内容はとても深いです。
例えば１番始めに受験する３級の検定内容には、｢色の性質」を始め「色の心理」や「色の伝え方」・「光から生まれる色」などがあります。
他にも色をはっきりと見せる作用を勉強する、「色の視認性」、固有色名や基本色名など色の名前を勉強する「色の表示」などあります。

検定は１００点中７０点が合格となっていて、合格率は３級５０％、２級は３０％、1級だと合計で２０％程です。
しかも１級の環境色彩の分野は、１０％にも満たないそうです。
合格率を見てもとても難しいので、非常に多くの量を勉強しないといけません。

受験は年に２回あり、受験料は３級が５１００円、２級が７１４０円、１級が９１８０円です。
色の勉強をしたい人やデザイナーになりたい人は、一度試験を受けてみてはいかがでしょうか。

カラーコーディネーターの色名の勉強法

カラーコーディネータの試験勉強の中で、もっとも難しいのが「色名」ではないでしょうか。

「色名」は、赤・青・黄色など単純に色の名前だけを覚えれば良いといった単純なものではなく、色の数だけ名前を持っているように由来もあり、しかもそれが植物や顔料などの名前が由来の固有色名です。

色だけを表す基本色名など元になった由来ごとに４種類に色名が分類されます。
他にも色の明度や暗度を表す言葉や色表示など色々な言葉があって、初めて勉強される方は戸惑うかもしれません。

色名は他の単元とも繋がりがある重要な単元のひとつです。
家庭で自主的に試験勉強を行う人達は覚える方法に関しても迷いますね。
私は、その色を使って書いて覚えました。
全ての色を覚えるのは、大変かもしれませんが、カラーコーディネータ試験を受験する人は、色に興味があったり好きな方が多いので少しは楽しんで出来ると思います。

自分でカラーチャートを作ったりするのも楽しんで覚える方法のひとつです。
まだ小さい子供のいる家庭だと軽くテキストを出したりすると子供にいたずらされる場合もあると思います。
画用紙などにカラーチャートなど覚えたい事を書いて壁に貼っておくと、ちょっとした合間に少しずつ暗記することができ、便利だと思います。

また、色名を最初に覚えておくと、配色の基本や二級試験の配色調和なども覚え易いばかりか、１級検定試験を受験する際にも役立ちます。

これは私自身の覚え方ですが、自分で覚えやすい方法を見つけていくのもいいかもしれませんね。

カラーコーディーネーターの試験２

カラーコーディネーターの試験と聞くと、東商が実施しているカラーコーディネーター検定試験が有名です。
しかし「色彩検定」もれきっとしたカラーコーディネーターの試験です。

それでは色彩検定とはどう言った試験でしょうか。
色彩検定は小学生から高齢者まで幅広く受験している文部省認定の検定試験です。

試験内容を見ると、「色彩の心理」や「光と色」などのカラーコーディネータ試験と同様な内容を勉強します。
違う所と言えば、色の表示が違うと言われています。
その為コーディネーター試験と一緒に勉強を行うと混乱してしまいます。

色彩検定の予定は、３級と２級は６月と１１月の年に２回あり、１級試験は、１１月の１回だけです。
１級試験は、１度しかなく、しかも２次試験まであります。
少し受験料が高いですが、合格率は、コーディネーター試験では、３級が５０％程度ですが、色彩検定では７０％と少し高めになっています。
合格者は、色彩講師を初め、デザイナーやフラワー・インテリアコーディネーターなど多くの場所で活躍していますので、美容やファッション関係の仕事などに付きたい人は、色彩検定が良いと言われています。

ただし、合格しても必ず仕事に就けるわけではありません。
しかし、自分のカラーの知識に自身がつきますし、この検定合格が有利になる職業もあります。
他にも私達の身近にあるカラーの勉強をするので、ファッションセンスや自分に似合う色なども勉強出来るので日常生活に活かせ、とても面白いのではないでしょうか。
皆さんも１度検定を勉強してみてはいかがでしょうか。

カラーコーディネーターのお仕事

あなたは何の為にカラーコーディネーター試験を受験しますか。
カラーに因んだ仕事をしたい、趣味目的で受験したなど受験目的は色々だと思います。
カラーの勉強は大好きだけど、どのような仕事があるか判らない人も沢山いることでしょう。

カラーコーディネーターの資格を、どのような仕事に利用出来るのかを簡単に紹介したいと思います。
まずはカラーマーケティングのお仕事についてです。
色によって商品の雰囲気や印象が変わるのはすでにご存知だと思います。
カラーマーケティングは、その企業のイメージカラーを始め、商品開発や広告などにマーケティング効果のある色を使ってスムーズに進むようにするお仕事です。

またカラーアナリストのお仕事は、１人１人に合う色の診断を行ってくれるお仕事で、カラーコーディネーターのお仕事の１つとも言われていますよ。
「パーソナルカラー診断」なども行って詳しく診断します。

そしてカラースクールの講師です。
名前の通りカラーの学校などに通っている生徒達に教科書を通して今まであなたが習った事を教えてあげる事です。
他にも通信教育などでは、質問に答えたり、採点をしてくれたりとカラーコーディネーターなどカラーを学ぶ人のサポートをしてくれる仕事です。

カラーセラピストのお仕事は、現在アロマセラピーや音楽セラピーが注目されているようにカラーセラピーも注目されている分野のお仕事です。
色の心理的効果や波長などを利用して癒してくれるお仕事で、有名なのが「オーラソーマ」や「カラーパンクチャー」などがあります。

紹介したお仕事の他にも色々な場面でカラーコーディネーターさんは活躍しています。
試験を趣味目的としている方にとっては、スキルとして目標を持って受験すると、さらに意欲がわくのではないでしょうか。

色彩士検定

カラーコーディネーターの試験として、東商やAFTの検定がよく知られています。
そして他にも「色彩士検定」と言うのもあり、この検定もカラーコーディネーター検定の１つとされます。

ここでは「色彩士検定」について述べたと思います。
色彩士検定はＮＰＯ法人に所属している「全国美術デザイン専門学校教育振興会」によって運営されています。
別名「ＡＤＥＣ」とも言われていて、色彩の知能や技能などを１級から３級で検定があります。

検定内容は、カラーコーディネーター検定・色彩検定などとあまり変わらないと思います。
専門学校で学んだ基準だと３級が半年、２級が１年、１級が２年以上と言われています。
検定試験には１月と９月の年２回行われているようで、１月には３級・２級検定と１級の理論、９月には３級と１級の実技となっています。

合格者には「色彩士」や「カラーマスター」と言う称号をもらえるそうです。

この色彩士検定を運営する「ＡＤＥＣ」は、
全国の美術学校を始めデザイン系の専門学校が集結して出来た全国的に有名な組織です。

専門学校の授業内容の充実や地位向上など本物の教育を目指すという目的のもとに結成されたようで、他にも宣伝ばかりの学校への対抗意識もあるそうです。

色彩士検定は、年齢を問わず誰でも受験する事が可能で、平成１９年に文部省推薦の名も貰っている検定です。
専門学校で学んでいる人は、卒業記念として受験するのもいい思い出になっていいかもしれません。
このように現在は、まだまだ色彩士検定の事を知らない人も多いかもしれませんが、これからはますます有名になりそうな検定ですね

医療事務の仕事

「医療事務」というと、受付で患者さんのカルテを出したり、お会計をするだけだと思われがちですが、そうではありません。

もちろん、これらの仕事は医療事務としての基本業務になります。
通常、さらに総合病院のような大きな病院だと、これらも全て役割が細かく分担されているようです。
他に、レセプト業務や医療秘書も重要な医療事務の仕事です。

ここでは、「レセプト業務」と「医療秘書」について説明したいと思います。

私達は、病院で診てもらうと、診察代や治療代を病院に支払いますが、実は、病院の収入源はこれだけではありません。
なぜなら、私達が支払う金額は治療代の全額ではないからです。

私達は、必ず 何らかの保険組合に加入しています。
治療を受けて私達が支払う金額は、実際にかかった金額の３割（老人・乳児を除く）を負担すれば良いわけです。
ですから、残りの７割分を保険組合に支払ってもらわなければいけません。
この請求業務をする仕事を「レセプト業務」といいます。

では、「医療秘書」とはどのような仕事でしょうか。

医療秘書は、医師や看護師のサポートをする仕事です。
医師や看護師は、現場で患者さんの診察業務をするばかりではありません。
常に進歩しつづける医療の新しい知識を身につけなくてはならないため、学会に参加したり会議を開いたりと多忙を極めます。
医療秘書とは、そのようなスケジュール管理、会議の準備などを行う仕事です。

こう聞くと、とても責任感が伴う大変な仕事だと尻込みしてしまいがちですね。
確かに即戦力という点では資格を持っているほうが有利ですが、資格がなくても充分働けます。

一番大切なことは、やる気があるかどうか、誠実に責任を持って仕事ができるかどうかです。

医療事務の会計業務

病院の窓口で支払う医療費の計算は、通常、私達がスーパーのレジで支払うような計算の仕方とは違い、
とても特殊な方法をとっています。

診察や検査、薬などは、金額ではなく「点数」で表されています。
医療事務における会計業務は、この点数を金額に直して患者さんからお金をいただくという仕事をしています。

診察をうけると、医師がカルテになにやら書き込んでいますね。
それには症状だけではなく、処方した薬の種類や注射なども全て書き込まれています。

窓口に返却されたそのカルテを医療事務の方達は、すべて点数に書き直します。
勿論、注射の種類、薬の分量、病気の種類などによって点数は変わってきます。
点数の記入漏れや過剰請求などがあると病院の信用問題になりますから、ミスのないよう慎重にチェックします。
点数は１点が１０円で計算され、たとえば、３割負担の患者さんであれば、「点数×１０円」に３をかけたものが金額となります。

以前は、これらの作業を全て手書きして計算する病院がほとんどでしたが、しかし、現在では、コンピューターの普及により、薬の名称などを打てば点数が自動に表示され、計算までもしてくれるようになり、非常に便利になりました。

とはいっても、カルテを正確に読み取らなくてはいけませんし、勿論コンピューターの操作ができなくてはいけません。
専門知識はいらなくなってきますが、医療事務に興味がおありでしたら、コンピューターに触れるようにしておいたほうが良いでしょう。

医療事務の病棟クラーク業務

総合病院には、あまり聞きなれた言葉ではありませんが、「病棟クラーク」という医療事務の業務があります。

ではいったい、病棟クラークとはどのような業務なのでしょうか。
今は健康でも、私達もいつかは病気になるかもしれません。
また、事故にあう可能性だってあるわけで、入院なんてこともあるかもしれません。

病棟クラークは、入院する患者さんと医師や看護師との間に立ち、さまざまなケアをする仕事です。
仕事は、カルテの管理や、入院中の処置などをカルテに入力する作業は勿論のこと、食事・物品の手配などの事務的なことから、入退院の手続き、入院患者さんの診察室や検査室への案内、手術や検査のスケジュール管理など、実に多忙を極める内容です。
さらには、直接 患者さんやそのご家族とも接しますので、精神的な不安を取り除いてあげられるような細やかな対応も求められます。

病棟クラークは資格がなくても働けますが、病院によっては医療事務関連の資格保持者かあるいは、医療スタッフ経験者を望んでいるところが多いようです。
専門学校などでは、クラークコースという教室があり、クラークに必要な医療事務の知識だけではなく、心理学的な勉強なども教えてくれますので、卒業後はこれらの知識を生かして働くことができます。

ちょっと特殊な病棟クラーク業務ですが、人と人との触れ合いを感じながら働けるので、とてもやりがいがある仕事だと思います。

医療事務の資格の取得

医療事務の仕事に就いているがやはり勉強して知識がほしいとか、資格をとってから就職先を見つけたいなど、人によって考え方はいろいろでしょう。

医療事務の資格をとる方法も、さまざまです。
専門学校、通信教育、通学講座に独学など、どの方法が自分に適しているかを探さなくてはいけません。

その中で、一番気にかかるのは費用だと思います。
安く済ませようとすれば独学になりますが、これは専門的な知識がないとかなり難しいかもしれません。
また、期限が決められていないので、どれほどの期間がかかるのか検討もつきにくいでしょう。

近くに教室がある方は、通学講座を受けられてはいかがでしょうか。
通学講座にかかる費用は大体６～１０万円です。
先生がいらっしゃるので、分からないところはすぐに教えてもらえますし、カリキュラムをこなす期限も決められているので、独学のように資格取得までにそれほど時間がかかることもありません。
資格取得には長くても半年といったところでしょうか。

しかし、近くに教室がなかったり、子供がいて外に出られない方は、通信講座をオススメします。
通信講座は、スケジュールを自分で管理しなくてはいけませんが、自分の好きな時間にできますから、融通がきいて安心です。
もちろん、サポート体制もしっかりしているので、分からないところも教えてもらえます。
費用も、通学講座よりも少し安くあげられます。

学生で、将来 医療事務の仕事で働きたいと思っている方は、専門学校や短大に行くのも方法の一つです。
学校では、１～３年、時間をかけて医療事務の勉強をすることができます。
もちろん、事務だけではなくて、医療に関する専門知識も勉強できるので、就職には大変有利にはたらきます。
ただし、費用は通学講座の１０倍と非常に高くつきます。

自分のライフスタイルに合わせた勉強の仕方を取り入れて、念願の資格を手にしましょう。